破天荒リーディング 象の記憶

山手アートプラットホーム11周年企画第二弾
破天荒リーディング

の記憶

日本の文化を切り拓いた猛者がいた!

YMOは社会現象に、ユーミン、吉田美奈子など、いま、シティポップとして世界で評価される音楽を生み出してきたプロデューサー・川添象郎が、破天荒な生涯を語る。

2025年6月28日(土) 19時~
     6月29日(日) 12時~ 15時~ 18時~
会場 山手アートプラットホーム

原作 「象の記憶」 川添象郎 著
(DU BOOKS より全国の書店にて発売中)

1941年東京都生まれ。父はイタリアンレストラン「キャンティ」を創業し、国際文化事業で知られる川添浩史、生母はピアニストの原智恵子。明治の元勲、後藤象二郎を曽祖父にもつ。
慶應義塾幼稚舎を経て、ラ・サール高等学校から和光高等学校に転入。高校卒業後、マグナム・フォトのルネ・ブリやデニス・ストックの来日アシスタントとして働く。
60年に渡米。舞台芸術とショービジネスをラスベガスで働きながら学ぶ。フラメンコ・ギタリストとしても活動。オフブロードウェイの前衛劇『六人を乗せた馬車』に参加し、世界ツアーを経験。帰国後、反戦ミュージカル「ヘアー」をはじめ、音楽と演劇を中心に数々のプロデュースをおこなう。
1977年、村井邦彦とアルファ・レコードを創設し、荒井由実、サーカス、ハイ・ファイ・セットなど、現在では「シティポップ」として世界的にも評価される、都会的で洗練された音楽をリリース。YMOのプロデュースでは、世界ツアーを成功に導き、日本を代表するポップカルチャーとして世界的存在に仕立て上げた。
イヴ・サンローランの日本代表やピエール・カルダンのライセンス開発も手掛け、1980年代半ばには、空間プロデューサーとしても活動。
2007年にはほぼ20年ぶりに音楽プロデュースに復帰し、SoulJaをプロデュース。青山テルマ feat.SoulJa『そばにいるね』は日本で最も売れたダウンロードシングルとして、ギネス・ワールド・レコーズに認定。2011年にプロデュースしたふくい舞『いくたびの櫻』はレコード大賞作詞賞を受賞。

Introduction

破天荒リーディング「象の記憶」をプランニングした草川一氏(以下K)に、本企画の概要について聞いた。

― 破天荒リーディング「象の記憶」を開催するきっかけについて教えてください。
K 20歳代の頃に、川添さんのもとで働かせていただいておりました。「象の記憶」の後半に出てくる、川添さんが「空間プロデューサー」をされていた時期になります。
2022年に本書が発行され、読ませていただいておりました。そして、昨年、ご逝去された際、今まで受けたご恩を何かのカタチでお返しすることができないかと考えるようになりました。

フラメンコパフォーマンスがある大型ビアレストラン
「キリンラガーフィエスタ」@水道橋(1991年)

会員制クラブ
「BAROCCO」@六本木(1992年)

KUSHI WINE-CAFÉ
「QSY(クッシー)」@表参道(1992年)

― 何故、リーディングという方法をとることにしたのですか?
K 川添さんが書かれた言葉を伝えるには、“語る”という手法が最も適切だと思ったからです。人の身体を通して言葉を伝えることで、川添さんの生涯が、より鮮明に浮かび上がってくるのだと確信しています。
また、リーディングというライブ公演ですので、音楽も奏でることができる。フラメンコギタリストであった川添さんに敬意を表して、ギターの生演奏もリーディングに織り込むようにしました。

 
― 準備は半年という短い期間で行われたとのことですが。
K いろいろなご縁があり、天然ダンス工房さんのお力添えもあり、企画を具体化することができました。

 
― 破天荒リーディング「象の記憶」の公演で伝えたいことは何ですか?
K 閉塞感のある昨今ですが、皆さんに、何か新しいことに挑戦して未開拓のフィールドを切り拓いていくという夢を持って欲しい。川添さんの生きざまを知ってもらうことで、観に来ていただいた方々に、未来に向けての希望を見出して欲しいと願っています。

キャスト

伊東 尚哉
いとう なおや

舞台、テレビドラマ、企業PVなどを中心に活動を行う。主な出演作に、主演舞台「召喚アウトロゥ」、連続ドラマW「事件」(刑務官役)、主演ショートドラマ「幸せのカタチ」、企業PV「AJS社」(メイン 田中役)など。

文山 胤萌
ふみやま つくも

映画、テレビドラマなどを起点に活動を行う。映画「鯨の骨」「SOARA I will 君が未来を歩くとき」「なのに、千輝くんが甘すぎる」、「怪物」(声の出演)、テレビドラマ「THE 重大事件 サリンを作った男」(実行犯役)など。

優美 早紀
ゆうみ さき

広島県出身。映画、舞台などで幅広く活躍。主な出演作に主演映画「Last Lover」、「東京ラブストーリー」(Amazon prime)、舞台では富良野塾「悲別 2025」、月刊根本宗子「紛れもなく、私が真ん中の日」など。

松井 英明
まつい ひであき

高校、大学時代、映画や芝居の世界に憧れ役者としてさまざまな現場を経験。ダンス公演やサンバカーニバルなどのスタッフとして活動するも、演技の現場からは遠ざかる。今回、再び演技の世界に挑戦。

萩原 朔美
はぎわら さくみ

前橋文学館特別館長。多摩美術大学名誉教授。映像作家、エッセイスト、役者、美術家。著書多数。今年初詩集刊行予定。2023年に、版画、オブジェ、写真など手がけた作品すべてが世田谷美術館に収蔵された。

小伝 すぐる
こでん すぐる

グレイブヤード・ディべロップメント・プロデューサー&ディレクター。表現者。

音楽・ギター演奏

 
館野 公一
たての こういち

中学生の反抗期にギターを手にし、そのまま20年。洗足音楽大学卒業後はギタリストとして、さまざまなアーティストのツアーやレコーディングに参加。オーケストラや民族音楽ようそろ~ず“aiai”などでも活動。

スタッフ

■原作
「象の記憶」川添象郎
(DU BOOKSより全国の書店にて発売中)

■提供
天然ダンス工房

■ライティング・デザイン
海藤 春樹

■ビジュアル・クリエイション
高橋 加代子(三協印刷)

■ランディングページ・クリエイション
ラインズミックス

■ビデオ・レコーディング
石田 年弘

■ プロダクション・ファシリテート
マキノ

■プロダクション・マネジメント
笹川 美香

■プランニング&プロデュース、トータルディレクション
草川  一(ブッシュリバーアンドムーン)
松井 英明(山手アートプラットホーム)

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公演日程

2025年6月28日(土)・29日(日)

会 場

山手アートプラットホーム

〒231-0846
横浜市中区大和町2-33-2 山手アートプラットホーム
JR京浜東北線・根岸線「山手駅」下車 徒歩2 分

チケット

<注意事項>

以下の項目に関しまして、何卒ご理解くださいますようお願いします。
※本公演の会場は土足厳禁となっており、受付でお渡しする袋に靴を入れてご鑑賞いただくことになります。
※本公演の会場は建物の2階にございますが、エレベーター等の昇降設備がないため、車椅子をご利用のお客様はご入場いただけません。
※本公演の会場はスペースに限りがありますので、大きなお荷物の持ち込みやお預かりはできません。
※本会場には駐車場がございません。

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