2025年 9月

見渡すかぎり何もなく、苫屋があるだけだが、「花ももみじもない」と表現した秋の風景を詠んだ和歌である。
ただし、「花ももみじもない」と詠むことにより、聞く者に、桜や紅葉が浮かべさせてしまうところがスゴイ!
引き算の美学?
先人に学ぶことは、まだまだたくさんあり過ぎる!

 

劇場アニメ化版で「ひゃくえむ。」を観た。
「ロトスコープ」という、実写映像をもとに1コマごとにアニメ化する手法が絶品だった。
劇映画でもなくアニメ映画でもない、別の地平に観る者を誘ってくれる。
100M走の描写もダイナミックだが、登場人物の揺れ動く真情にピッタリと寄り添うことができました!

 

 

映画「宝島」は、沖縄がアメリカだった時の「沖縄」の物語だ。
191分のオーラスを〆るのが、この言葉だ。
果たして自分の生命を賭してた生き方をしているのかを問われているような気がする。
まだまだ締め括ることはできないなと真摯な想いが沸々と湧いてきた。

最近のコメント

    アーカイブ